ホンダF1撤退発表に思うこと
久々の更新です。またぼちぼちやっていきます。
先週の金曜日、後輩達がダベってるのを見かけたもんでちょっかい出しに行ったら、僕が知らない彼らの友人もそこにいたんですけど、その彼が、F1のTシャツを着てたんです。だから挨拶してさっそくそれに触れたら、
「これわかりますか!? 学内でF1ファンにはじめて会いました!」
って喜んでたんですよ。僕も嬉しい。今や、正直言ってF1なんてオワコンですから、なかなかありませんもんね、F1ファンに出くわすことなんて。地上波のテレビ中継なんかもなくなっちゃったから、新規ファンの開拓なんてものもそうそう期待できないわけですし。
そしたら後輩の一人が
「F1と言えば、ホンダがF1撤退するって、さっきネットニュースに出てましたね」
と。
えっ!!!!!
顔を見合わせる、僕と、その、まだ名前も知らない彼。慌てて携帯電話を開いてネットニュースを見ると、トップのトピックだ。本当じゃないか・・・
大のF1ファンでありホンダファンである僕は、もうその瞬間にうちひしがれてしまいました。アイドルの結婚で体調が悪くなったとか言って学校を休む子がいるって聞いて「バカでぇんなわけあるかよ仮病だろ」って思ってたんですけど、ホント、そんな感じ、急に元気失くしちゃいました。
そしてその晩は家庭教師のアルバイトだったんですけど、そこの生徒さんもF1好きなもんで、そこでもその話で持ち切りで指導どころじゃありませんでした。なにしろ僕が完全に落ち込んでたんで。そうそう、久しぶりのバイト、久しぶりの家庭教師、始めたんですよ。この話も機会があったら触れます。それは、さておき。
それから、ホンダがF1をやめるとなると、思うことがあってだ。と言いますのも、僕、かつては
工学部に進学→ホンダに就職→F1部門のエンジニアになる
という夢があったんですよ(勝者・ホンダと敗者・僕 - 夢追いBOT参照)。諦めちゃったけど。で、もしそっちに進んでたとしたら(…望み通りにいってる確率は低かったかもしれないけど…実際工学部には受からなかったわけだし…工学部には入れたとしてもホンダに入れたかどうか…とか言っていくとキリがないな…)人生の目標を失っていたかもわかりません。それはそれは絶望してたと思います。ホンダでF1をやるために工学部を目指してたわけですから。
そう考えたら、最近ようやく目的や将来やりたいことが見えてきたとは言っても、割と最近までは迷いもあった、いやまだある、この業界に身を置いているのも、結果的には正解だったんじゃないかと思えてきました。こっちでの目標は簡単にはなくならないからね。保証があるわけじゃないけど。
こうやって外堀が埋められていく結果、進路って絞り込まれて決まっていくんですよね。まあ別にそれは決して特殊なことではなくて、普通、むしろよくあることですけども。例えば僕が物理の成績が一向に上がらなくて工学部に受からなかったのも、ある意味外堀が埋まるイベントだったわけだし。
あわせて思ったのが、ずっと続くものなんてないんだなぁ、ということ。そして今あるものもいつかなくなるかもしれないんだと心のどこかに留めておいて、大切にしとかなきゃいけないんだよなぁ、ということ。ブルーハーツっぽいな。これも当たり前のことですけど、改めて思いました。ホンダは当面はF1への参戦は続けるものだと思ってましたからね。まさか8シーズンでまたやめるなんて夢にも思ってませんでしたよ。
というわけで、このところは漫然と見てしまっていた大好きなアタック25も、この週末からは本気で観るようになりました。僕はクイズの鬼になります。地方予選会のハガキも出します…あれ? そういう話だったっけ?
というわけで今日のまとめです。
いつまでもあると思うな親と金とアタック25
…あれ? そういう話だったっけ? ま、いいや。
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