夢追いぼっと

2留目突入、もう後がない大谷世代の医学生のブログ

1年後の正解は!?

1年ちょっと前、こんな記事を書きました。要は、

「順調にいけば来年の今頃は医師国家試験を受けて…あくまで順調にいけばね!」

って話でした。


そして、結論から言えば、ダメでした。 しかも、国家試験どころか、卒業試験すら…国家試験の受験資格は卒業資格を得ていることなので、国家試験は受けてすらいません、あーあ。


ではみんなが国家試験を受けている2月5日土曜日、僕は何をしていたか?

大学で3回目のワクチン接種を受けていました。もちろん、この日を狙って予約を入れたのは、みんなに遭わずに済むように。 すれ違った後輩が

「あっ(察し)」

って顔してました。情けねえ。 でもそれ以外には知り合いに遭わずに済んだんで、まずまずのダメージリミテーションでしょう。

それから、その日の夜遅く、家のトイレの水漏れに気付いたんですけど、なんとか原因部品を突き止めて、24時間営業のホームセンターに部品を買いに行こうとしたちょうどその時、電話が鳴りました。 かけてきたのは中学以来の親しい友人。ほろ酔い加減のハイテンション。

こいつ、俺が6年生なのは知ってるよな…しかもこいつ医者だから、今日が国家試験1日目なのも知ってるよな…そして試験は明日まであることも…卒留したってまだ言ってなかったから、俺が今頃受験してるもんだと思ってイタズラ電話をかけてきやがったな…アイツらしいや

と思いつつ電話に出たら、

「よお! お前今どこいんの? え、鹿児島!? お前研修医1年目だったろ!? 鹿児島で何やってんだよ!」

なんて。ちくちく言葉じゃなくて、豪快なグサグサ言葉、あるいは、鈍器みたいなボコボコ言葉。一周回っておかしくて、笑っちゃった。そして僕の現状を伝えて、二人でまたバカ笑い。

「それはともかく、今度結婚することになったんだよ〜」

これまたグサグサ、ボコボコ。もちろん、嬉しいし、心からおめでとうって思ったしそう伝えたけど、それはともかく。と言うか、結婚の報せ自体にやられるわけじゃなくて、「それに比べて俺は何をやってるんだ」って、勝手に凹む感じ。

「というわけで、少し先の話だけど、お前に結婚式に来てほしいんだよ〜」

おうおう、ちょっと遠いけど、お前の頼みとあらば行かないわけねえよ…卒業試験の日程とかぶらなければ、だけどな。


電話を終えて、トイレの部品を買いに出ました。あっちはもうとっくに忘れてるだろうけど、互いの結婚式の余興でモノマネして歌うという協定を十代の頃に結んだ、長渕剛の「乾杯」を口ずさみながら。

しかし俺は何をやってるんだろうね。2月の深夜の風が、いっそう冷たかった。


ブログランキングに参戦しています、よろしければ投票クリックお願いします👇

にほんブログ村 大学生日記ブログ 医大生へ
にほんブログ村


医大生・医学生ランキング