入院17日目 カラオケ選曲問題
11月21日木曜日。入院17日目。6年生の先輩方、卒試お疲れ様でした。
今日はお楽しみカラオケレクリエーションの日でした。今回は河島英五の「酒と泪と男と女」を歌いました。
前回も「時代おくれ」で河島英五だったわけですけど、こいつは一体いくつなんだ、本当に大学生なのか(笑)
いや、しかしね、選曲には苦労してるんですよ。2連続で河島英五になったのは、たまたまその結果としてそうなっただけなんです。と言うのも、普通に友達と行くカラオケと違って、色々と気を遣わないといけないんですよ。まぁ別に誰にそうしろって言われたわけでもなくて、自分でそうしてるだけなんですけども。とにかく、選曲にあたって気を遣うポイントはいくつかあります。
①それなりに歌える
これは大前提ですわな。たかがレクリエーションで気にすることじゃないかもしれませんが。でも20人位の前ですからね、ええカッコしたいじゃないですか。
となると、ちゃんと覚えてて、外さなくて、声が出なかったり裏返っちゃったりするような歌は避けたい。要はそれなりに自信を持って歌える歌じゃなきゃいけない。別に僕は歌が上手い方じゃないので、これが最初にして最大の難関です。例えば、僕はスピッツが好きでかなり聴くんですが、あんな声、特に高音は出せないので採用できないわけです。
②長すぎない
長すぎるとヒンシュク買いますよね。みんな早く俺の番来い俺の番来いって思ってるわけですから。そう考えると、ブルーハーツの「チェインギャング」みたいに6分とかある曲は外れるわけです。
③終わり方がわかりやすい
歌う人が何人もいるので、歌い終わると職員さんがバンバン後奏をカットして次の曲に切り替えていくわけですよ。そこで少しずつフェードアウトしながらもサビのリピートが延々と続くような歌は、自分も終わらせ方が難しい上に、職員さんからも嫌な顔されそうで。となると、♪ライララライライライ…と延々続く長渕剛の「GOOD-BYE青春」や村下孝蔵の「踊り子」なんかはパス。
④刺激的じゃない
ここは精神科病院ですし、お歳を召された方も多いので、ハードコアなパンクみたいなものは避けた方がいいなと。僕はよくブルーハーツの「人にやさしく」を歌うんですけど(なにしろバイブルですから)、「ガンバレ!」と叫ぶのはちょっとね… 「リンダ リンダ」もどうかしら、微妙かしら… あと、「後から前から」みたいな意味で刺激的なのもちょっとね…
それでいて、森田童子の「ぼくたちの失敗」みたいな陰鬱なのも場所柄避けた方がいいですよね…
⑤ジジババを飽きさせない
参加者のうち、同世代っぽいのは2~3人で、残りはみんな中高年なんですよ。で、これは完全に余計なお世話ですけど、せっかくなら彼らの知ってる歌を歌いたいな、と。盛り上がるとまでは言わないまでも、退屈させないような。となるとOfficial髭なんとかは歌えないわけですよ、一曲も知らないけど。
そんなわけで、いいストレス解消として楽しみではあるけど、悩みのタネにもなってしまっているカラオケレクリエーション。手段が目的になってしまっていて、何やってんだ自分…
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