夢追いぼっと

2留目突入、もう後がない大谷世代の医学生のブログ

正式に留年が確定

 3月に入って突然突き付けられた、進級のための単位が認められない、すなわち留年という現実。

 進級は99.9%ムリだろうと正式発表される前に諦めがついていた一方、ひょっとしたら何らかの特例が認められるのではないかという淡い期待もほんのちょっぴりありました。なにしろ、経緯には理不尽な部分もあったし、異例中の異例だし、同じような状況の人が全部で7人もいたし、紛糾したのか進級判定会議も時間がかかって延期になったし。

 そうして3月14日木曜日に進級判定の結果がようやく正式に発表されたんですが、奇跡は起きず、普通に進級不可とのことでした。留年が正式決定です。あーあ。ちなみに僕を含めて留年は12人、そしてそのうち7人が僕と同じ経緯。

 しかしなんでここまで発表を引っ張ったかね? 新5年生、すなわち進級できた人には、医師免許の仮免を授与する式典があるんですけど、これが卒業式ばりの一大イベントでして、親にも招待状が行くんですよ。僕はうまいこと隠したけど。以下引用。

平成31年2月吉日

保証人各位

〇〇大学医学部長 〇〇〇〇

平成30年度〇〇大学医学部医学科 Student Doctor 認定書授与式のご案内

(中略)

 この度、本学部医学科では、平成31年度新5年次生(注1)に対して、Student Doctor(注2)認定証授与式を開催する運びとなりました。本授与式は、診療参加型臨床実習を開始する医学生が一定水準の知識や実技能力を有していることを証明するStudent Doctor認定証を授与する式典で、医学生としての心構え、医療チームの一員となることへの責任感や使命感を再認識させることを目的としています。

(中略)

 つきましては、下記の通りご案内いたしますので、保証人様をはじめとするご家族の皆様も本授与式へのご出席を賜りますよう、何卒よろしくお願い申し上げます。

(中略)

注1)3月に行われます第8期末進級判定において、第5年次への進級が不可となった学生は本授与式には参加いたしませんので、予めお含み置きください。また、進級判定等に関するお問い合わせを頂きましてもお答えいたしかねますので、学生本人に直接ご確認くださいますようお願い申し上げます。

注2)Student Doctorは、共用試験(学生の能力や適性に関する全国共通試験)に合格し、診療参加型臨床実習を行うに足る十分な知識、技術、態度を身につけていると判定された学生に対して、一般社団法人全国医学部長病院長会議と共同で認定しています。

 だけど、その進級判定の発表はこの式典のギリギリ前日まで引っ張られたわけですよ! それでいてこの招待状は2月中に届いてるから、結果的に進級できなかった人の中には、前もって親に休みを取らせたり、ヘタすりゃ県外の地元から呼び寄せたりしてた人もいるんじゃないでしょうか。それが前日になって進級不可、つまりこの式典への出席もできない、となれば、とんだ大恥じゃないですか。どれだけの屈辱を与えれば気が済むんだ、って感じです。僕は招待状を隠してたからいいんですけども(いいのか?)。そして、僕、注2の共用試験パスしてるんですけど?

 何はともあれ、正式に留年が確定したこの時点でもまだ僕は親に言えてませんからね。そっちの方が問題です。いやいい加減にしろよって思われるかもしれないけど、実際なかなか言い出せませんよ?

 でも、さすがにタイムリミットが迫ってきました…



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