入院19日目 また空中浮揚失敗
11月23日土曜日。入院19日目。学祭1日目、みなさん頑張ってください。
今日のトピックとしては、8日ぶりにヒゲを剃りました。それしかありません、許してください。
とは言っても、成人男性のみなさん、8日ヒゲを剃らないなんてそうないじゃないですか。知らんけど。だからこの8日間は、ちょっと面白かったですね。ある種の実験をしている気分で。と言うか、途中からは実験でした。
そもそも、どうしてヒゲを剃らなかったか? 入院前は
「どんなに時間がなくても、顔すら洗えなくても、ヒゲだけは毎朝剃る」
が浪人中含めてマイルールだったこの僕が。大体の想像がつくとは思いますが。
まず第一に、めんどくさい。
と言っても、ヒゲを剃ること自体は別に面倒とは思ってません。ここ10年だかのルーティーンですし、時間がかかることでもないし。
ただ、僕、T字カミソリ派なんですけど、精神科病棟で刃物ですからね、管理が厳しいんですよ。ナースステーションで預かられて、使う時だけ出してもらえるシステムなんですよ。それを出してもらうのが面倒で。だってナースステーションっていつ行っても忙しそうにしてて声かけづらいし、携帯電話以上に使える時間が制限されてるし。
そんなわけで、「もうええか」ってなって。無精ヒゲをとがめる人はいないし、そもそも人に会うわけでもないし。
それから、第二の理由が、カミソリ負け。
それでもT字カミソリ派はやめないんですけど、しょっちゅうカミソリ負けするんですよ。だから本当は毎日は剃りたくなくて。というわけで、今は必ずしも毎日剃る必要があるわけじゃないから、「まぁええかな」と。
そして、第三の理由が、これはもう何日目かからの後付けなんですけど、実験としての意図。この際だから、どんな風になるのか見てみようと。今しかできないことなんで。
果たして、ずっと放置していたら、麻原彰晃みたいになれるのか? 超越神力が身につくのか? 先日のヨガの件のリベンジなるか?
ところがそうはいかないようです。そりゃそうだ。なっても困るわ。
実験調査の結果、僕はクチヒゲと下唇の下の無精ヒゲの類(ちゃんとした名前はない?)はすぐ生えてくるんですけど、アゴヒゲなんかはあんまり生えてこないことがわかったんですね。前からなんとなくはわかってたけど。
そこで、クチヒゲを伸ばしたらどうなるのか? という調査をしたわけなんですが…
マンセルとは言わずとも、近藤レーシングの近藤監督(近藤マッチのこと。「近藤監督」としてはなぜかクチヒゲをうっすら生やしてることが多い)みたいな雰囲気にできないかな、なんて。そしたら新境地だよな、なんて。
参考画像:ナイジェル・マンセル(1992年F1ワールドチャンピオン)
近藤監督の写真は自主規制
そう思ったんですけど、そうはいきませんでした。まぁ大半は元からの顔の問題でしょうが。
いや、なんかね、クロちゃんみたいになり始めちゃって。そしてそのまま伸ばしても、ジャイアンツの山口俊の段階を経て最終的には安重根だな、って。つまりどうやっても悪い人になっちゃうな、と。うーん、アカン。
優しい顔の人がナメられないようにヒゲ生やしてちょっといかつくするってのよくあるじゃないですか。僕も怖い顔じゃないんで、そういうことできないかなって思ったんですけど、「怖い顔」じゃなくて「悪い人の顔」になるだけで、ダメでした。このまま「怖くない顔の人」としてナメられて生きていくしかなさそうです…
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