夢追いぼっと

2留目突入、もう後がない大谷世代の医学生のブログ

入院44日目 三冠王ブーマーと僕?

 12月18日水曜日。入院44日目。

 本当に今日は何も書くことがありません。44日目ということで、背番号44と言えば阪急のブーマー、としか思い当たることがありません。

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 もっとも、書くことがないんじゃなくて、面白いことを見付けるアンテナの感度が下がっただけなのかなと思うところもあるんですけどね。感受性が下がったというマイナスの意味で、大人になってしまったんじゃないかと。思い出補正かもしれないけど、高校時代のブログは面白かったもん。

 それはともかく、先程、こんな連絡が来ました。

医学科4年生 各位

学務課医学教務係からお知らせです。

臨床実習の履修資格認定結果を掲示しておりますので、
ご確認いただきますようお願いします。

 厳密には違うんですけど、ざっくり言うと、進級判定です。この結果が「○」なら、1月からの実習に進めるけど、「×」なら、その時点で留年確定。それが掲示されたとのこと。

 で、僕はと言いますと、条件は全てクリアしたので、「○」のはずなんです。もがき苦しみはしたけど、必要な単位を全部取ってるから(この回この回参照)。逆に言えば、「×」の理由は一つもありません。

 でも、なんでだろう、こういうのってめちゃくちゃドキドキする。今すごくドキドキしてる。今夜はぐっすり眠れないかも。明日は過敏性腸症候群の症状が出て下痢しちゃうかも。看護師さんが毎朝脈を測りに来るんだけど、明日は異常値が出るかも。

 学務課さん、ホントにこういうのやめてくれませんかね? 僕を弄んでるんですか? 結果が出てるんなら掲示だけじゃなくてメールでもしてくださいよ。今回の入院だって、CBTの結果待ちの期間にぶっ壊れたんだからさ。まぁ僕が勝手にドキドキしてるだけだし、勝手にぶっ壊れただけなんですけども。

 僕は大学入学以来幾多の試験を受けてきたわけですけど、そのほとんどに落ちて、追試にかかってきました。そして留年もしました。だから、たぶん、試験は基本的に落ちるものって心身に刷り込まれちゃってるんですよね。それで、結果待ちの時間というのを過剰に恐怖に感じるようになってしまってるんですよ、たぶん。そして、受かってるか怪しかったCBTはともかく、今回のように「○」ってわかってる状況でも、ドキドキしてしまう。これが普段の試験から普通に受かって普通に進級してる人だったら、今回のケースなら何も心配することはないはずですよね。

 しかし、自分が原因とはいえ、ホントにつらい。早く解放されたい。勝負強いブーマーとは真逆、本当にプレッシャーに弱い。



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入院43日目 自己PRの難しさ

 12月17日火曜日。入院43日目。退院まで今日を含めて4日。

 今日は臨床心理士の先生との面談。今回で一旦おしまいです。アンガーマネジメントみたいな話とか、いろいろおはなししました。

 それから主治医の先生の診察。退院に向けてまぁ順調ですねという話をして。

 そして、今日はカラオケレクリエーションにも行かず、あることに時間を費やしました。別に今やらなくてもいいことなんだけど。

 それは、「自己PR文の作成」。家庭教師募集掲示板に登録してまして、実際そこからお仕事をもらうこともあるんですけど、そこに掲載している文言を更新しようと思いまして。今後も可能な限り家庭教師の仕事をしようと思っている、と言うか、せざるを得ないので。なにしろ、本当なら今頃車を買い換えてたはずなのに、入院によって貯金が目標額に達していないから…

 あ、そーいや、そもそもこのブログでは家庭教師バイトをやってる話って、まだしてませんでしたっけ? 塾講師と中古車屋のバイトに加えて、夏からは家庭教師もやってたんですよ、塾講師としては闇営業になってしまうんですけどね。そして3つのバイトを掛け持ちしたことが、結果として今こうして精神科病棟のベッドの上にいること一因になっているわけで…

 それはともかく、簡単じゃないですね、自己PRって。

 なにしろ、僕は普段自分を前面に押し出してアピールするようなことのない控え目タイプなので、いざアピールしろと言われても、どこまで自画自賛していいのか、加減がわからない。家庭教師としてのセールスポイントは自覚してるし、そこには少しばかりのプライドもあるから、「自分の性格の長所をアピールしてください」みたいな問いよりかはやりやすけどさ。ああいう問い、舞台のセリフか道徳の教科書みたいな借り物の言葉しか出てこないもんな。

 それから、アピールポイントをひねり出したら、次はそれをどのように文にまとめるか。目を留めてもらえて、読んでもらえて、依頼したいと思ってもらえる、簡潔で、だけど内容のある文。僕はちょっとニッチな仕事を狙っているので、そこにちゃんと訴求できる文。しかしもはやかつての力はない僕には(この回参照)簡単じゃない。

 そんなわけで、考え始めて2日目の今日もまだまだまとまらず、紙とペンを前に(こういう案を練る系はアナログでやる派)試行錯誤を続けています…

 そう考えると、エントリーシートがあり、面接があり、っていう他学部の人の就活って、すごく大変だよな、っていつも思います。そこに卒論もあるわけだし。井の中の蛙ナントヤラで自分は大変だと思っている医学生が少なくないけど、他学部にも友達の多い僕としては、あっちの方がよっぽど大変だよな、って思いますね。

 もっとも、PR文なんて真剣に書かなくたって、希望時給さえ低く設定すれば、この田舎では医学生というだけで割とすぐに仕事は舞い込んでくるんですけどね。ただ、僕の場合は、希望時給を(相対的に)高めに設定してるから、それだけの価値があると思わせなきゃいけないんです。実際、それだけの価値はあると思ってますし。いや、別に、自信過剰なわけじゃなくて、価格破壊を起こした医学生がいるせいで、相場が安くなりすぎてるんですよ。大都会と違ってライバルは少ないんだから、もっと高く設定しても大丈夫なのに…




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入院42日目 グッバイ青春②

 12月16日月曜日。入院42日目。退院まで今日を含めてあと5日。

 昨日(この回参照)はYahoo!ブログがサービスを終了するということで感傷をつづりましたけど、時間切れで書き足りなかったんで、今日も話を続けさせてください。

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 何を話したいかと申しますと、毎日のようにブログを更新し続けたあの狂乱の日々が、僕に何をもたらしたか。

 幸いにして、何も得るものがなかった、というわけではありません。文章力云々、とまでは言えませんが、少なくともめちゃくちゃスラスラと言葉が出てくる、文章が書ける、という人になりました。

 例えば大学で2000字のレポートを課されたとしたら、普通なら少しずつ積み重ねていって、

「頑張ってひねり出したのに、まだ1200だ…」

「書き足して書き足してやっと1800だ、この辺で大目に見てくれないかな…」

みたいな感じじゃないですか。少しずつ少しずつ、肉付けしていって。

 それが僕の場合、2000字は何の問題もなく書けちゃう。それどころか、何も考えずに一気に書き上げたら、3000にも4000にもなる。肉付けどころか、逆に削って削って削ぎ落として、2000字になるまで磨き上げていくという正反対のアプローチ。だから、字数もちゃんとあって、人より内容もあって、それでいて冗長ではなくブラッシュアップされた感じがあって、構成もツギハギではなくまとまったレポートが、それも人よりだいぶ速く、もうほんと爆速で、書けたんです。

 気持ち悪い自画自賛ぶりですけど、そのスキルで大学に入ったようなもんですから、多少の自負はあります。だって、僕、大学には小論文メインの後期試験で入ったんですから。前期も同じ大学の同じ学科を受けて、そっちはペーパーテストで落ちたのに。つまるところ、ブログをやってなかったら医学生になれてたかどうか怪しいわけです。もっとも、高校時代にブログなんかに熱中せずにちゃんと勉強してたら、2浪してないかもしれないけどね。

 そしてそのスキルは大学入学後にも役に立ちました。1~2年生の教養科目で、レポートによって評価される科目が結構あるわけなんですけど、そういう科目が、講義をサボろうが、勉強してなかろうが、短時間で書き上げたレポートだけでそこそこの点になる。これは楽でしたね。だから、試験や出席が評価の上で重視される科目は極力選ばず、レポートで済む科目ばっかり選んでました。レポートは嫌い、試験の方が楽、って人も結構いるけど、僕には不思議でした。

 しかし! これには落とし穴がありました。

 この文章スキル、泳ぎや自転車と一緒で、一度身についたら忘れない一生ものかと思っていたんですよ。ところが実際には、書き続けていなければ維持できないものだったんです。

 ここ2、3年で文章を書く機会が激減したんですよ、専門課程ではレポートもほとんどないし、ブログもそれほどやってなかったし。そしたら、今になって何か書いてみようとしても、全然書けない。書くにしても、さっき言った「普通」のアプローチしかできなくて、時間もめちゃくちゃかかる。

 サボってるうちに、能力は失われてしまったんです。このブログ、面白くないでしょ? そういうこと。さっきの自画自賛もよく見てください、過去形で書いてるでしょ? それもそういうこと。

 そんなわけで、あの日々からも得るものはあったとは言ってもそれは一時的な話で、今となっては、残り火程度のブログへの情熱を除いては何も残っていません。あーあ。大学入試の役には立ったから、それで御の字どころかお釣りが来るけども。

 それでもこうして書き続けているのは、その残り火がくすぶっているから。ある種の惰性。そして、書き続けていれば再び道は開けるのではないかという、淡い期待。まだ何も見えてこない暗中模索のさなかですが。



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入院41日目 グッバイ青春

 12月15日日曜日。入院41日目。

 いつものように「別に長渕が好きなわけではないんだけど」と前置きした上での話なんですけど、長渕剛の「GOOD-BYE青春」って歌が結構好きで。作詞者の秋元康にお金が行くのはなんかイヤだから、カラオケで歌うことは滅多にないけども。

GOOD-BYE青春

GOOD-BYE青春

  • 長渕 剛
  • ロック
  • ¥255

 それはそうと、今日、僕の青春の灯がひとつ消えるんですよ。ちょっと大げさな表現かもしれないけど。それで、グッバイ青春と言いたくなったわけ。

 そして何にグッバイかと申しますと、今日でYahoo!ブログがサービスを終了するんです。

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 いや、そのね、僕にとってYahoo!ブログはいわゆる青春の一ページのようなものなんですよ。なにしろ、中学~高校の6年間でおそらくいちばん時間を費やしたことの一つですからね、マジで。今思えばしょうもねえけど。でも、あの頃の僕は、部活とか、バンドとか、いろんな事情でいろんなところを転々としてたから、逆に言えば継続的にやれることはブログ位しかなかったんですよ。そしてその媒体がYahoo!ブログだったわけです、当時の定番でしたからね。

 特に高校に入ってから、あの情熱はなんだったんだろうってレベルで書きまくってました。主に学校での出来事をネタにしてたわけなんですけど、学校に着いたら、いや、登校中から、常にアンテナを張り巡らせてネタを集め、書くことができたら、授業中の暇潰しも兼ねて忘れないうちに学校で下書き(そりゃ2浪するわな)。当時の僕は、出始めたばかりのスマホはもちろんのこと、ガラケーすら買い与えられてなかったから、当初は手書きでした。途中からは、中古で買ったポメラや、三洋電機が消滅する時のセールで買ったボイスレコーダーなんかも使ってました。時には、ハードオフのジャンクコーナーから掘り出した古いデジカメで写真も撮って…今だったらスマホ1台でできるのにと思うと涙ぐましい。

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そして、帰宅するなり自宅のWindowsビスタでブログを更新。そんな日々だったんですよ。

 だから、Yahoo!ブログがなくなってしまうなんて、すごく寂しい。毎日通った遊び場か馴染みの店がなくなってしまうかのような寂しさ。

 もっとも、当時のメインのブログは既に消しちゃってるんですけどね。どういう理由でだったかは思い出せないけど、もう何年も前に。今日限りでYahoo!ブログのブログは全て消えるわけですけど、それとは関係なく、自主的に。いずれこうして消える運命だったとはいえ、なんかもったいないなぁ、みずみずしいティーンの記録、残しとけばよかった。



 そして月日は流れ、今はこうしてはてなブログで書いているわけですけども、オワコン化しつつあるブログなんて媒体でやってるのは、その時の残り火みたいなものがくすぶってるからなんですよ、実は。そうじゃなきゃ今時わざわざブログなんてやりませんよ。

 しかし、ブログが消えちゃうなんて、書いてた頃は思いもしなかったな。紙に書くよりずっと残るものだと思ってたのに、こんなに早く、紙よりもあっけなく、消えちゃうとは。このブログも結局は何にもならないのかなぁ…でも、その一方で、僕の場合は既に消してるけど、こうして何かの区切りで黒歴史が自動的に整理されるのも悪くはないのかなぁ…今夜はしみじみ考えを巡らせます。



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入院40日目

 12月14日土曜日。入院40日目。残り7日。

 退院に向けての「仕上げ」の1週間が始まります。今日やろうと思ってたことは3つ。場合によってはやらなきゃと思ってたことが1つ。そして前者の3つをこなせたので、とりあえずOKな日でした。

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認知行動療法の本を読む

 買ったっきりの本に目を通す、というタスク。

心がスッと軽くなる 認知行動療法ノート ―自分でできる27のプチレッスン―

心がスッと軽くなる 認知行動療法ノート ―自分でできる27のプチレッスン―

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: ナツメ社
  • 発売日: 2015/04/07
  • メディア: 単行本

 買ったはいいがそこまで必要なものでもなかったんで放置してたんですけど、そのままではもったいないし、何かヒントは拾えるだろうということで。書き込んでもないし、全ページしっかり読んだというわけでもないんですけど、とりあえず大まかには読みました。これはこれでよし、と。

②場合によっては迷惑な婆さんを看護師さんに相談する

 これが場合によっては、だったタスク。結局実施せず。いや、ちょっと困る人がいましてね…まぁでも今日は問題なかったので、この件はここではこれでおしまい。

③退院後しばらく使うクリアレンズのサングラスを探す

 前にも言ったかもしれないけど、僕、目が日光の明るさに弱いんですよ。だから、日中に運転する時なんかはレイバンをかけて、草野球をする時なんかはロッテの小宮山みたいなのをかけてるんですよ。

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 それで、元からそんな感じなのに、閉鎖病棟にいて太陽をまともに浴びてなかったら、こないだの一時外出(この回参照)の時にお日様がまぶしくてまぶしくて。

 そんなわけで、退院後の日常生活には、運転や野球以外に普通に表を歩く時にも、しばらくはサングラスがいるな、ってなって。ただ、常に色の入ったレンズというわけにはいきませんから、学校にも行くわけですし、クリアレンズのサングラスを調達しようと思った次第。要はUVカットのダテメガネですよね。

 どれだけ効果があるかわからないし、案外すぐにまぶしさに再順応できるようになって使わなくなるかもしれないけど、不安要素を減らすお守り的な意味合いも含めて、とりあえず注文しておきました。これもクリア。

④洗濯した衣類・タオルを分類・整理する

 これはもうそのままです。カゴなんかにそのままにしてたのを分けて、たたんで、棚にしまった、と。ただそれだけです。これもクリア。

 以上、スローペースですけど、今日の目標を立てて実行することができました。よし。普通だったら丸一日かけるような内容でもないけどね、お恥ずかしい。



 あと、退院したら、何かしら身体を動かさなきゃと思っているわけでして(この回参照)、昨日先生からもジョギングでもしてセロトニンを出しましょうと言われたわけですよ。

 そしたらオカンからメールが来て、フィットネスジムの案内のリンクが送ってきたんですね。で、読んでみたら、なかなかええやん、とは思いました。ただ、結構するんですね。最低賃金が全国47位の県に住んでる田舎者だからナメてました、正直想像の倍くらいでした。

 そんなわけで、支援してくれるんなら行くけど、してくれないなら行かない、と言ってみたわけなんですが、そしたらあっさりハイそうですかと終了。ウチのオカン、口は出すが金は出さないタイプなんで、口出すなら金も出せやとゴネて金を出させようという作戦で徹底的に戦うつもりだったんですが、肩透かしを食いましたね。

 「奨学金からじゃダメなの?」なんて、休職とポリクリでバイト代収入が減る上に、今年は車を買い換えなきゃいけないのに、何をバカなこと言ってるんだ、という感じ。もちろん甘ったれた考えなのはわかってますよ? でも、最初から金は出さないっつってるんならわかるけど、メンタルヘルス改善のための気晴らしのサポートはするというようなことを言っておいて、これですよ? そりゃ僕もいじけますって。

 あーあ、またグチになっちゃった。



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入院39日目 退院日決定!

 12月13日金曜日。入院39日目。

 おかげさまで順調に療養することができ、ついに! 退院日が決まりました!

 先日も触れたかもしれませんけど、もうそろそろ、できれば23日の学校行事の前に、退院する方向で、あとは家族を呼んで面談の上最終調整…って感じだったんですよ。それで、今日、両親に来てもらって、主治医の先生と、あとソーシャルワーカーさんもかな?面談をしたみたいで、退院日が正式決定した、と。そして、それが終わったところで僕も診察室に呼ばれて、そのことを伝えられました。

 で、退院日は、1週間後、12月20日金曜日ということになりました! パチパチパチパチ!

 というわけで、あと1週間、やりたいこと/やるべきことや身の回りを整理したり、あと、精神状態を改めて見直して課題を洗い出したりして、最終調整に入りたいと思います。

 しかしね、どうなんだろうね、退院してみたら、

「あの独り言のオッサンも、部屋まで押し掛けてトランプの相手をせがんでくる迷惑な婆さんも、今となっては懐かしい…」

とか言う日が来るのかな? 来ないだろうな。

 それから、先日お話しした、恩師への手紙なんですけど(この回参照)、返信が来ました。70歳かそこらなんで、あの先生ならお元気だろうとは期待しつつも、ひょっとしたら…ということもあるからドキドキだったんですけど、お元気そうでした。嬉しいもんです。またご挨拶に行かなきゃ。

 あと、ついでですけど、触れたいのは、今日が13日の金曜日である件。いや、僕は全然気にしないタイプなんですけど、みんなはどうなんだろう?なんて思って。

 僕、ゲン担ぎみたいなのがどちらかと言えば嫌いな方でして。特に車の希望ナンバーで…いや、具体的な数字を言おうと思ったけど、読者様のご機嫌を損ねるようなことがあってはまずい、自粛。僕の地元、クソ田舎のヤンキー地区なもんだから特に「そういう番号」の車が多いんですけど、ヤンキー嫌悪が背景にあるから普通以上に嫌悪感が強くなっちゃってて。

 ちなみに僕の車はと言いますと、ここまで言ってる位ですから当然希望ナンバーではなくてランダムなんですけど、4が入ってるんですよ。で、特に気にしたことはなかったんですけど、友達に

「この4×××ってナンバー、『死ぬ●●●(●●●もかなり縁起の悪い言葉)』って読めるやんwww」

ってイジられてから、大好きになっちゃいました。なんなら、遠くないうちに車買い換えようかと検討してるんですけど、同じ番号で希望ナンバー取ってやろうかって思ってる位…



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入院38日目 留学について

 12月12日木曜日。入院38日目。今日は夕食の麻婆茄子が美味かった。それだけ。

 しかしそれだけというのも物書きのハシクレとしては情けない。そこで12月12日という日付はきっと何らかの記念日になっているだろうから、それを調べてネタにしよう、などと、物書きとしての矜持をかなぐり捨てた策に出てみることにした。

 ところが調べてみたものの、「女児と淫らな行為で逮捕」のニュースでお馴染みの「児童福祉法制定の日」くらいしか親近感を覚えるものがない。もっとも、医師免許停止や取り消しへの最短ルートの一つであるから、僕自身がこの法律に抵触するつもりはないが。将来、仮にプチエンジェル事件の如き甘い話があったとしても、僕は医師免許の方を選ぶ。

 などと言っていたら、「今年の漢字」が発表された。渡りに船、いや、地獄に仏だ。僕の「今年の漢字」を発表することにしよう。

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 もちろん留年の「留」である。考えるまでもなく、これが浮かんだ。他に何があろうか。突然の決定による留年、3月のこととは言え、やはり今年最大の事件である。当たり前すぎて、我ながら全く面白くない。

 そこで、この「留」という一文字から、ポジティブなイメージも引き出せないだろうか、考えてみる。留置場。いやネガティブだ。停留精巣。いや、こんな語彙を得るために医学部に入ったのではない。この精神科のベッドの上では辞書も引けず、少し頭をひねっても留学くらいしか思い付かない。ああ、貧困なるボキャブラリー!

 仕方ないので留学にまつわる話をしよう。今日はそれしかない。



 僕と同じようにある1科目のために突然留年することになった同期のある男は、セブ島に留学に行ってきたと言っていた。語学留学のようである。僕が知っているのは4月から8月までのどこかで行ってきたということだけで、時期も期間も知らないが、そういう過ごし方もあるのかと感心したものである。その期間は医学の勉強をしないと割り切ったそうだが、いつかやろうと思いながらも結局は全く勉強しなかった僕と比べて、勉強をしなかったという表面的事実こそ同じであるが、その中身は雲泥の差である。



 これは自慢ではないが、と前置きするのは僕は苦手で、これは自慢だと明言するのだが、僕は大学1年の時に受験したTOEICで910点を叩き出している。そしてその点数はどうやら僕の(当初の)学年では断トツらしい。そんな僕の大学には、5年生だか6年生だかで希望者のうち英語力と成績で選抜された若干名がアメリカの大学に留学できる制度があるのだが、僕はその点数故に留学の有力候補に挙がっている、という根も葉もない噂が立ち、自分の耳にまで入ってきたことがある。こういうことは、困惑させられつつも悪い気もしないものである。もちろん、1年間の休学扱いになってまで留学するつもりなど僕にはさらさらなく、仮にその気になってしまったとしても、現地での1年間の生活費が約1万ドルという話では行きようがないのだが。結局のところ、専門科目が始まる頃には、英語力以前に成績がダメらしいというのがクラスメイト達の知るところとなり、噂は自然消滅していった。



 留学と聞いてあと思い出すのは、NOVAの駅前留学であるが、この話は、それだけ。僕と同世代なら、NOVAうさぎのCMをよく覚えているだろう。あるいは、もう少しだけ上の世代の方が通じるだろうが、考える人のCM。

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4歳だかの僕にとっては、このCMは妙に怖く、それでも何か引き込まれるものがあった。怖さの正体は、おそらく、NOVAの何たるかを知らなかったことと、薄暗い雰囲気。引き込まれる魔力の正体は、おそらく、考える人のコミカルさと、覚えやすく口ずさみたくなるフレーズ。実際、「NOVAしよっかやめよっか考え中!」と、全く考えもせずに口ずさんでいたものである。



 以上、今回は留学について書いてみるつもりだったが、その経験はおろか海外渡航経験もなく、そもそもパスポートすら持っていない僕の引き出しというのは所詮この程度なのだと痛感させられる結果となった。「留学すると視野が広がり引き出しが増える」とよく聞くが、留学でブログのネタが増えるのであれば、急いでパスポートを作りに行かねばなるまい。



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